ドクター紹介Doctor
「患者さまお一人おひとりとの関わりを大切に
永きにわたりおつきあいのできるクリニックを目指します」
私は、大学卒業と同時に「形成外科」という科を選択しました。当時はまだ臨床研修制度導入前でしたので、将来何科を目指すのかを医師一年目に決める必要がありました。数ある診療科の中から、「形成外科」を選んだのは、なにより「からだの見える部分を治療する」というわかりやすさからです。また、全国でも専門医の数がまだ少なく、自分も体表面のスペシャリストとしての道を目指したいと思い、近畿大学形成外科学教室の門をたたきました。以後、大学病院や関連病院にて臨床、研究、教育に、また大学院では再生医療の臨床応用に向けた研究に関わってまいりました。
「形成外科」という診療科は一言でいうと、「皮膚と皮下組織の専門科」で、皮膚、脂肪、筋肉、骨、血管、神経などの診療を行います。けが、できもの、眼瞼下垂症などの病気を治療する保険診療から、見た目のお悩みを解決する美容診療までが専門領域となります。
私はこれまで勤務医として病院やクリニックでの診療を通じ、多くの患者さまと関わらせていただきました。しかしながら異動や転勤の度に、治療半ばの患者さまについて後任医師に託さざるを得ず、最後まで自分で治療を全うすることができないという経験がありました。そのような経験から、自分が関わるすべての患者さまに対し責任を持って診療をしていくにはどうしたらよいかを考えるようになり、自身のクリニックを持ちたいという思いが強くなっていきました。
この度、17年間形成外科および美容医療に従事してきた経験を基に、形成外科・美容医療全般を診療できる体制を整え、ここ西宮・苦楽園の地に開院いたしました。私にとって地元でもあり、地域に密着した形成外科クリニックを目指していく所存です。
また当クリニックでは、アンチエイジングにも重点をおいております。美容医療の進歩は目覚ましく、SNSの普及に伴い、現在では様々な治療機器や施術が広く知られるようになりました。そのような数ある情報や知識の中から、患者さま個々に適した治療法をわかりやすく解説し、ご希望に沿えるよう丁寧なカウンセリングを心掛けてまいります。施術室はすべて完全個室となっており、プライバシーが保たれておりますので安心してご来院いただけます。外科的な施術のみならず、ダウンタイム(腫れ・赤み・痛みが引くまでの時間)の短い、医療レーザーなどの機器も取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください。
略歴
平成15年 | 近畿大学医学部 卒業 近畿大学医学部形成外科学教室 入局 |
平成16年 | 愛媛労災病院 形成外科 |
平成17年 | 近畿大学医学部大学院 入学 |
平成19年 | 米国オハイオ州立大学留学(visiting instructorとして再生医療研究に従事) |
平成21年 | 近畿大学医学部大学院 修了 医学博士取得 近畿大学医学部奈良病院 形成外科 |
平成22年 | 近畿大学医学部附属病院救命救急センターにて マイクロサージャリー(切断指再接着)を担当 |
平成25年 | いずみ会阪堺病院 形成外科部長 美容外科・美容皮膚科歴任 |
令和2年2月 | 西宮とくい形成外科 開院 |
資格
- 医学博士
- 一般社団法人日本形成外科学会及び一般社団法人日本専門医機構認定、形成外科専門医
- ミラドライ認定医
- サーマクール認定医
所属学会
- 日本形成外科学会
- 国際形成外科学会
- 日本美容皮膚科学会
- 日本抗加齢医学会
スタッフ紹介
「患者さま目線に立ち、
細やかで丁寧なカウンセリングを 」
私達は、落ち着いた雰囲気の中にも温かみが感じられるようなクリニックを目指します。ご来院された患者さまが、快適に診察を受けられますよう日々努力してまいります。また、スタッフも様々な施術を受けておりますので、治療内容・経過について是非お気軽にお尋ねください。