Qスイッチレーザー：スペクトラ

治療方法

ＱスイッチYAGレーザーという波長(1064nｍ)のレーザーをお顔全体に中空照射していきます。
照射モードを切り替えることで、スペクトラピール・ルートロピール・肝斑トーニングの治療を行います。

　美肌治療：スペクトラピール

出力をスペクトラピールモードに調整し照射していきます。この波長の特性により、皮膚真層深部までレーザー熱が届きます。真皮を活性化させコラーゲン・エラスチンなどを増産させ、真皮の弾力性を蘇らせる施術を重ねていくうちに気になる肌質を改善させていく効果があります。ルートロピール・肝斑トーニングと同時に治療を行う『デュアルピール』でより治療効果アップが期待できます。

適　応：　◯小じわ　◯毛穴　◯キメ　◯お肌のハリ　◯炎症中ニキビ　◯産毛飛ばし
などの肌質改善に効果があります。

　美白治療：ルートロピール

出力をルートロピールモードに調整して照射していきます。
シミの元となっている表皮のメラニンに吸収されマイルドに段階的にメラニンが砕かれて往き、肌全体が明るくなり徐々に美白効果が期待できます。治療回数を重ねていくうちにお顔全体がホワイトニングされてお顔全体の若返りも期待できます。

適　応：　◯顔くすみ　◯色素斑全体　◯お肌の色調の美白化　◯毛穴の黒ずみ　◯産毛飛ばし
などの、くすみ・色素沈着の色調改善に効果があります。

　肝斑治療：肝斑トーニング

肝斑を創り出している細胞を刺激せずに照射することにより、治療回数を重ねていくうちに、徐々にホワイトニングが進んでいきます。多くの場合、肝斑を改善することが期待できますが、効果が出始めるまでには個人差があります。

適　応：　◯肝斑　◯顔くすみ　◯色素沈着　◯色むら
などの色調改善に効果があります。

治療後の流れ

洗顔後にレーザーを照射します。照射中は眩しさ・刺激感・軽度の痛みを感じることがあります。
照射後は、保湿・美白などの効果がある薬剤を用いてイオン導入を行います。
当日から洗顔・メイク・入浴は可能です。

治療後の経過及び考えられる合併症、リスク、禁忌事項

通常2～3週間おきに10～12回の照射をおすすめしています。効果には個人差があります。
保湿・紫外線対策を十分に心がけ、患部をこすらないように注意してください。
施術後まれに赤み・ほてり感・むくみ・毛のう炎の症状が出ることがありますが、通常数時間～数日で治まります。
ペースメーカー、金属インプラント、悪性腫瘍、肺機能不全、発熱、妊娠（可能性がある方）、金製剤を使用されている方、アートメイク、刺青部位等、施術をお受けいただけない場合があります。