上まぶたのたるみ
目は口ほどに、とはよく言いますが、特に上まぶたの印象はお顔全体の若々しさを保つ上で重要なポイントです。年齢を重ねると、上まぶたの筋肉がたるんでくるとともに皮膚が余ってきます。余った皮膚は重力により下垂してくるわけですが、この現象は大なり小なり必ずおこってくる加齢変化であり、誰もが通る道といえます。上まぶたにたるみが生じると、まぶたが腫れぼったくなり目が小さく見え、上まぶたにくぼみが生じると、とても疲れた感じに見えてしまいます。いずれも場合も、保険適用である眼瞼下垂症が原因である場合もありますので、まずはお気軽にご相談ください。
上まぶたたるみ取り手術
治療方法
上まぶたたるみ取り手術では、皮膚のたるみ具合や瞼の形状により切開する部位を決定します。
①眉毛下切開法と②重瞼線部切開法があり、いずれも局所麻酔後に皮膚を切開しますが、①眉毛下切開法では眉毛直下、②重瞼部切開法では二重瞼の位置で切開します。皮膚の切除幅は、術後に上まぶたを閉じることができる範囲で調整します。
切除後、創部を縫合し必要に応じ圧迫固定とします。
術後に、抗生物質の内服薬と外用薬、痛み止め、胃薬等を処方いたします。
①眉毛下切開法
②重瞼線部切開法
術後の流れ
手術の翌日または翌々日にご来院いただき、創部の診察を行います。
縫合した部位は、2日間(手術当日および翌日)は濡らさないようにしていただきますが、3日目からは水やお湯で洗浄できるようになり、ご自身でも軟膏処置を毎日していただきます。術後7~10日で抜糸のためにご来院いただきます。
術後の経過及び考えられる合併症、リスク、禁忌事項
術後の腫れおよび内出血は必ず出現しますが、通常1~2週間で引いて目立たなくなります。腫れが完全に落ち着くまでは3~6か月を要します。
考えられる合併症・リスクとしては、赤み、固さ、拘縮(ひきつれ)、感染、皮膚壊死、左右差等が挙げられます。麻酔薬やその他の薬剤アレルギーをお持ちの方、妊娠中の方(またはその可能性のある方)、抗凝固剤服用中の方は手術をお受けすることが出来ない場合がありますので、診察時にお尋ねください。
料金
片側 | 両側 | |
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上まぶたたるみとり手術 (眉毛下切開法) | 165,000円 | 275,000円 |
上まぶたたるみとり手術 (重瞼線部切開法) | 220,000円 | 385,000円 |
上まぶたのくぼみの治療
上まぶたのくぼみに対しては、「ヒアルロン酸注入」を行っております。
くぼんだ部分にのみ少量のヒアルロン酸を注入することで、上まぶたをふっくらとさせます。施術時間は10分ほどです。